実印以外はすべて認め印って本当?

実印、銀行印、認め印と社会人になると最低この3つの印鑑を持っておく必要があります。認めとは印鑑登録されていない印鑑のことをいい、印鑑登録されている実印以外の印鑑のことをいいます。そのため銀行印も含まれます。
一般的には個人が持つ印鑑のサイズは10.5mmで、作るときは「苗字のみ」のかたが多いです。個人や法人、用途によって大きさは異なりますが、法律でサイズが決められている実印や銀行印よりも小さめに作るのが一般的です。会社・自宅で使用するものや性別や会社での役職によってもサイズは異なります。
印鑑につかわれるフォントで代表的なのが楷書体と行書体です。印鑑を押した時に誰にでも読める字体でなければいけません。草書体は漢字によっては読みにくくなることもあるので注意が必要です。

丸いだけじゃない!用途で変わる印鑑の形と素材

印鑑といえば丸いものが一般的ですが、印鑑の形は丸だけではありません。
法人で使う場合は荷物の受取や伝票に使用することが多いでしょう。荷物の受取等は会社の印鑑を使用しますがほとんどの場合、会社の名前が入ったゴム印になります。また、会社の住所を押すための住所印や日付がセットできる印も認めの印鑑ひとつといえます。日付を入れることで日時を明確にできるので、証拠機能を備えています。
会社の印といえば角印もそのひとつです。角印は書類を社内で作成したこと、さらに加筆されないようにする機能をもっています。社名の右端に押すことで加筆され、本来の書類とはちがうものにされないように防止することができます。そのため、角印を押す場合は社名や社名の真ん中に押したりせず、右端に押すようにしなければいけません。

認めの印鑑ではいけない?使用することができないケース

自動車や不動産売買時の契約書には認め印は使用することができません。契約は書類契約であったり口契約であったり様々ですが、最後は契約書を作り最後に印を押すことによって、契約者本人が最終確認をしたという証になります。必ず印を押すのが本人でなければいけません。契約者本人が印を押すことが重要ですから、その本人が押す印が本人のものでなければいけないため印鑑証明書と実印が必要になります。認めの印鑑は複製が可能で本人以外の誰でも作成することができます。しかし実印は印鑑登録をすることで本人の印鑑であることを示します。そのため、大きな買い物時、自動車や不動産の契約時には認めの印は使用することができません。
同じように銀行印と認め印を一緒にしてしまうと銀行口座を自由に動かされてしまうこともあり得るのでできるだけ分けるようにしましょう。